ユアイン ファンクラブ結成記念イベント

2011年5月28日（土）　＠品川ステラボール

ユ・アイン

ファンクラブ結成記念イベント“MEZAME”に行ってきました！！







当日は小雨がぱらついていましたが台風接近中のわりにはそんなに風も強くなくて

品川駅でＨさんと合流し

チョットだけお茶をして会場入りしました。



席に着いてみてビックリ

前方の列の　センター　ド真ん中！！！！

ええええええええ！？

何度もファンミやライブに参加している割には ”ド” センターって初めてで

何か変な気分。

1階席で700席ぐらい？　2階席を含めると　だいたい1000人弱ぐらいでしょうか？

だいたい埋っている感じで　さすが　”成均館人気”


ドキドキする中　ユ・アイン　が目の前に登場しました！

きゃぁぁ～コロ～♪

いきなり歌でファンミはスタートしました。

歌っている最中も

緊張？　テレ? で何度も笑ってしまって歌えないコロ・・・ｗｗｗ　

そのはにかんだ姿が何とも可愛くて直視できない私とHさん　(爆)

あ～ぁ　真正面　って無理。

歌はお世辞にもうまいという感じではなかったですが

コロの出す空気感っていうんですかね？　

がいっぱいで　嫌ぢゃないの　(爆)


驚いたことに　ユアインは今回が初来日だったそうです。

お寿司が大好きで、

飛行機の中でも

日本に到着してからも

真っ先に食べたのが”お寿司”　だと言っていました。


その後、ファンミ恒例の　インタビュー　＆　ゲーム　で会場は大盛り上がり

え～っと　ゲームと抽選の商品は

●「トキメキ☆成均館スキャンダル」DVD BOX
●直筆サイン入りフォトbook
●愛用のリストバンド
●愛用のパジャマパンツ(ネル素材の赤のタータンチェック柄)


あと何だっけ？ 　覚えていないし・・・汗


一緒に参戦したHさんも商品をGet していましたよ～　

きゃぁ～うらやましい～

こういう抽選ってだいたい1階席に偏りがちですけど　(ファンクラブ枠にだけってこともある)

2階にも結構当たっている方がいてステージから遠い席の方たちも、とても喜んでいました。

こういうのってすごく気持ちがいい～


特にみんなのテンションが上がった　ユ・アイン愛用のヨレヨレのパジャマのパンツの抽選！！！

大盛り上がりでした(笑)

だって・・・ほんとにヨレヨレで(爆)　いつも下着ナシで着ている　という品物ですよ！！

みんなはうれしくて　”エ～！！！！”って驚いているのに

ユ・アインったら

(本当の着古しだから)　気にして何度もニオイを嗅いでたっけ　(笑)

臭くてもいいのに・・・

むしろ臭いぐらいの方が・・・え？

これも2階の方がGet されて　とても盛り上がりました(爆)


最後は一人一人と丁寧に握手をして↑のポスターを頂いて♪

ファンミは無事終了～

特にコレといった特別な企画はなかったけれど

スタッフもユ・アインもこういうイベントが初めてだったせいか？

すべてが初々しくて、丁寧で

あたたかい気持ちになった　ファンミでした。







P.S Hさん、楽しかったですね～　　お土産　ありがとうございました！　あのお菓子激ウマッ♪







そして・・・

このイベントの様子が7月に放送されるそうです

そうです　　Mnet です。

ど～か映ってませんように・・・汗










7/23(土) 午後10:00～11:30

再放送
7/26(火)深夜1:00～2:30
7/27(水)午後3:00～4:30


Mnet独占放送！

「トキメキ☆成均館スキャンダル」のユ・アイン初来日ファンミーティング

「トキメキ☆成均館スキャンダル」にムン・ジェシン(桀鰲コロ)役で出演のユ・アインが、初来日公式イベントのファンミーティングを開催！
「トキメキ☆成均館スキャンダル」では原作を越えたキャラクターで視聴者の視線をひきつけ、不良っぽい姿と愛する女性のために犠牲になり人間味あふれる姿の両面で日本でもたくさんの女性ファンを獲得。
これからの日本での活動がますます気になるユ・アインを知りたいならぜひこの番組をチェック！　

2011年5月28日　東京・品川ステラボールにて収録




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6月2日（木）


ユアインのファンクラブから



●会員証
●写真
●携帯ストラップ　　が届きました！















やっぱり映像・写真と生で見た感じは違う印象だなぁ～

写真の方がキツク見えるかも・・・。

タグ：yooain ユアイン ユアイン　ファンミーティング ソンギュンガンスキャンダル　ユアイン ソンギュンガンスキャンダル　コロ ユアイン　mnet ユ・アイン　ファンミ

『トキメキ☆成均館スキャンダル』 Mnet独占インタビュー② ユアイン編

皆様　アンニョン～　JCです。


Mnetで放送の『トキメキ☆成均館スキャンダル』　終わっちゃいましたね～（泣）　

もうコロ（ユアイン）に会えないかと思うと

テンションガタ落ちだし・・・。



私と同じように　”コロ落ち”してしまったアナタのために

Mnet で放送された

『トキメキ☆成均館スキャンダル』独占インタビュー　

ユアイン編　を紹介したいと思います。

インタビュー中のユアインは話し方がとてもキュートで

『トキメキ☆成均館スキャンダル』のコロ役で見せた姿とはまた違う魅力が炸裂！！

地上波やBSで放送がスタートしたら　ブレイク間違いなしですね～







5/28　ユ・アイン　ファンクラブ結成イベント




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ハードな獣男だが愛する人の前ではタジタジになってしまう子供のような男

時代の反抗児　　ムン・ジェシン役（コロ）　ユ・アイン






はじめまして
日本の『成均館スキャンダル』ファンの皆さま
『成均館スキャンダル』
ジェシン役のユアインです。

よろしくお願いします。






Ｑ．役は気に入っていましたか

ジェシンだけが気に入った役でした。だから演じました。これは当然のことですよ。
エヘヘヘヘ～


Ｑ．魅力的な目力演技のノウハウは？

演じたのは目力ではなく僕の目そのものです。鋭いというよりは、ご覧頂ければわかると思いますが、目に力を入れるような演技はありません。何も入っていない目。どんな期待も希望も意欲も持たず、儚く・・・だから・・・ジェシンの目は空っぽなんだと思いました。だからそんな目を見せようとしていた気がします。



Ｑ．ユアインは愛を見守るタイプですか？

コロ（ジェシン）を演じながら一番胸がつかえた部分ですね。ハードでワイルドな、そして自分の感情表現に正直な男の子が恋愛の前では果てしなく子供になってしまいます。チッ、その部分はもう少し男らしく、男らしくなくてももっと正直に、人間らしく、あれだけの広い心の持ち主であるなら、チ・・・・もう少し表現して欲しかったですね。そうしてくれれば僕としては楽だったでしょう。


Ｑ．名場面

クランクアップして結構時間が経っていますよ。アハハハ・・・僕は撮影が終わるとセリフを全て忘れてしまうんです。アハハハハ・・・ユニの前にイスを逆にして座り話しかけるシーンがあります。セリフは思い出せませんが・・・。そのシーンこそがとても暖かく、
ユニを本当に愛しく想うジェシンの姿だった気がします。撮影中もこのシーンが好きだよと言っていた記憶があります。またそのシーンを大勢の方々が愛してくれました。



Ｑ．名セリフ

毎回話していますが、ジェシンの真の名セリフは「消えろ～消えろ～」ですね。その言葉がジェシンの全てを圧縮していますね。「消えろ～！！！」はははは・・・



Ｑ．ユアインも実はしゃっくり王？

しゃっくりは慣れていなく、ぎこちない居心地の悪い経験したことのないことに対面した時に出るのですが、僕とは間逆な気がします。癖というより僕は・・・少しイジワルになると言いましょうか・・・あはは・・わざとではないのですが楽な雰囲気作りのためにツンツンしたりふざけたりする気がします。



Ｑ．撮影中の楽しいエピソード

撮影中に楽しかったエピソードをひとつ選ぶというよりは・・ん・・撮影を春の終わりにスタートし、暑くてアイスクリームをみんなで食べました。でも最後の方にはみんなホット缶コーヒーを持っていてエピソードというよりは長い時間の間季節が変わり人が代わる。そういったことが楽しかった気がします。



Ｑ．アクションシーンはどのように準備しましたか？

アクションシーンがあればアクションスクールに通い、露出があれば露出のためにウエイトトレーニングをする。それくらいです。特別準備したことはありません。単純にアクションシーンが多いだけでなく一匹狼でいろんな面を見せる人（ジェシン）なので、そういった姿を見せるための努力をたくさんしました。



Ｑ．ジェシンはユアイン本人と似ていますか？

どんな役を演じても俳優と役のシンク率についてたくさん質問されますが、まったく違いはありません。僕にないものを演じることはできないと思っていますし、それが僕の考える演技の哲学です。何パーセント似ていますとか50％　70％似ていますではなく無理やり作り出した役ではなく全て僕であり僕の姿だと言えるでしょう。


Ｑ．時代劇と現代劇の違いは？

時代劇を演じる時は、本当の演技をしているんだなと感じます。だから自然で普段の自分のように見せるのが本当に難しいですね。普段は着ない衣装を着て、自分とは違う口調で話し、まったく違う文化と背景が表現されています。そういった点が一番違いますね。正直現代劇は・・・とても楽です。あは～ありのままの普段の姿、先ほども言いましたが僕の持ついろんな姿を現代劇よりは自然にお見せできる気がします。



Ｑ．今までの役の中で一番ユアインに近い役は？

でも人はいろんな自分を持っていても一番代表的な自分がいたり、また周りの人が見る自分がいたり、人に見せたい自分がいると思います。そう言った点で一番普段の自分に近かったと言える役は・・・僕の初主演映画「僕たちに明日はない」のジョンテだと思います。成均館スキャンダルのジェシンは・・・一番見せたかった、一番隠していた僕、またはお見せする機会がなかった僕だと言えるでしょう。



Ｑ．これから挑戦してみたい役は？

毎回作品ごとに・・・こんなに違うの？　どうすればこんなに変われるの？という言葉を聞けるような演技を・・・うぅぅぅ・・自然に楽しくできればと思っています。今回はとても男らしくかっこいい役を演じたので次回は間逆の役ですかね？いろんな役を演じてみたいです。僕自身がいろんな色を持っているのなら底が着くまで演技がしたいです。



Ｑ．もう一度一緒に演技をしてみたい俳優は？

みんな幸せな気持ちで友情を築きながら撮影を行いました。今回はパク・ミニョンさんと結ばれなかったので次回は必ず結ばれる愛し合う役を演じてみたいです。ユチョンさんやジュンギさんとはドラマの中で仲良くなり友達としてハッピーエンドな結末を迎えましたがコロ（ジェシン）にとってはミニョンさんへの気持ちが一番心残りであろうと思います。


Ｑ．日本のファンへ

エ・・・日本でもうすぐ「成均館スキャンダル」が放送されますが、時代劇ですし他国のドラマなので少し難しい部分もあると思います。ん・・・間違いなく面白く共感できる要素がたくさんあるドラマです。また韓国で愛された分だけ　エヘヘ～日本でも大勢の方に愛されるドラマになるはずだと僕は確信しています。楽しんでください。これからもまた違う作品でお会いしたいと思います。ありがとうございました。

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「トキメキ☆成均館スキャンダル」 老論派・少論派・南人派

老論派（ノロン）・少論派（ソロン）・南人派　なかなか馴染みのない言葉ですよね（苦笑）

思想を同じくする？

ん・・・今でいう政党のようなものでしょうか。



●勢いのある老論派（ノロン）

●対立関係にあるのが少論派（ソロン）

●勢力の弱い南人派


王権が弱体化する中、この時代は最も政党間の争いが激しい時代だったようです。朝鮮第22代王　正祖（イ・サン）は、党争なき政治を夢みていました。特に全ての利権を獲得していた老論派（ノロン）とは大きく対立。刑政の改革、奴婢推刷法廃止、商人の独占専売権廃止と、とにかく正祖（イ・サン）は改革君主であったようです。

韓国ドラマ「イ・サン」を観ると舞台背景がもっと詳しくわかると思います。　（←丸投げかッ!? ）





ムン・ジェシン/　イ・ソンジュン　/　キム・ユンシク　/　ク・ヨンハ
（少論派）　　　　（老論派）　　　　（南人派）　　　　　（無党派）


「トキメキ☆成均館スキャンダル」　の劇中では

老論派（ノロン）のﾄｯﾌﾟは、名家出身のイ・ジョンム（イ・ソンジュンの父）。　
その下で仕えるハ・ウギュ（ハ・インスの父）

ハ・インスがイ・ソンジュン（ユチョン）に対して必要以上にライバル心を燃やすのは将来老論派（ノロン）のトップに立ちたいからなんですねぇ～


対する少論派（ソロン）は、ユ・アイン演じるムン・ジェシンの父（ムン・グンス）が率いています。ムン・ジェシン（ユ・アイン）は少論派（ソロン）でありながら父に反発。夜な夜な怪文書を出し政治批判しています。


大物と呼ばれる（笑）　キム・ユンシク　は少数派の　南人派。　

道楽者ク・ヨンハは無党派。


ムン・ジェシン、イ・ソンジュン、キム・ユンシク、ク・ヨンハ
党派の垣根を越えた友情、この4人の関係はまさに正祖（イ・サン）のめざすところなんですねぇ～


それから

この4人の人間関係を複雑にしているのが

正祖（イ・サン）の実の父である思悼世子（サドセジャ）の死
キム・ユンシクの父の死
ムン・ジェシンの兄の死

なんとッ全ての死に老論派（ノロン）が関わっているんです。




実際、老論派（ノロン）は何度となく正祖（イ・サン）暗殺も企てていました。

いつも命の危険にさらされてきた正祖（イ・サン）は常に精進、剣術も師範級、朝鮮27人の王の中で最も

文武両道　に優れた王様だったようです。




by JC

タグ：イサン イ・サン ノロン派 ソロン派 成均館スキャンダル 老論派 少論派 南人派 思悼世子 サドセジャ 正祖

「トキメキ☆成均館スキャンダル」思悼世子（サドセジャ）

成均館スキャンダルの中でよく登場する思悼世子（サドセジャ）という名前。
誰？と思われる方も多いかと思いますが
この思悼世子（サドセジャ）は正祖（イ・サン）の実父のことです。

老論派（ノロン）と少論派（ソロン）の政党争いが熾烈を極めていたこの時代、
思悼世子（サドセジャ）は老論派（ノロン）に謀反の汚名を着せられ、実父である英祖（イ・サンの祖父）によって米びつに閉じ込められて餓死させられました。
正祖（イ・サン）は10歳でそれも実の父を祖父によって殺されてしまうんですね～
どれだけ党争が激しかったんだか考えただけで怖いです。（汗）
思悼世子（サドセジャ）の死後、英祖（イ・サンの祖父）により思悼世子（サドセジャ）に関する全ての記録が抹消されてしまいました。後ろ盾のいないそんな脅威の時代を生き抜いていかなければならなかった正祖（イ・サン）は、公の場で思悼世子（サドセジャ）の名前を言うことさえ許されなかった。
英祖（イ・サンの祖父）の死後、王位について初めて“父親さがしの旅”をすることになるんです。韓国ドラマ「風の絵師」では父の肖像画をさがし、「イ・サン」では“私は思悼世子（サドセジャ）の息子である”と宣言、成均館（第7話）では思悼世子（サドセジャ）が好んで行っていた大射礼（競弓）を復活させたりと、とにかく即位後のイ・サンは父（思悼世子）を陥れた老論派（ノロン）に対抗、逆風に立ち向かいました。


詳しくは
韓国ドラマ「イ・サン」、「風の絵師」に描かれていますので
お時間のある方はチェックしてみてください。



by JC

タグ：思悼世子（サドセジャ） サドセジャ 成均館スキャンダル イ・サン 正祖 老論派 風の絵師 イサン 英祖

「トキメキ☆成均館スキャンダル」 チョン・ヤギョン

「成均館スキャンダル」

今回は、ドラマの中に登場する

チョン・ヤギョン(1762～1836) の話を・・・。






同作品の中では手品も披露するチョット風変わりな先生ですが
ドラマ「イ・サン」での正祖(イ・サン)とチョン・ヤギョンの出会いも成均館でした（笑）
チョン・ヤギョンは成均館を抜け出しては無料で民衆の手助け（法律相談）みたいな事をしていたっけ

史実では
実際の生活に役立つ学問を学び教える“天才実学者”で多方面で活躍していたそうです。
正祖（イ・サン）を名君にした2人の忠臣と言われていて（もう一人はホン・グギョン）若い時から西洋の学問に明るい人だったとか。華城築造の設計を任されたチョン・ヤギョンは通常10年はかかっていた工事をわずか2年8ケ月終えたそうで韓国初のクレーン（挙重機）、滑車（游衝車）、ろくろなど、工事短縮のためいろいろな機械を開発し民の労を減らし経費を削減したとか。


彼は
正祖(イ・サン)から熱～い信頼と寵愛を受けていたそうです。
正祖(イ・サン)の死後は、彼を妬む者たちによっ左遷されてしまったようですね

男の嫉妬って怖～い。


前に「イ・サン」はいくつか関連の作品があると書きましたが

なんと、チョン・ヤギョンのスピンオフもあります。






「朝鮮推理活劇チョンヤギョン」

　全8話









1話完結のフュージョン時代劇です。

お時間のある方は是非チェックしてみてください。




「イ・サン」関連作品

●「チョン・ヤギョン」全8話
●｢風の絵師｣全20話
●「正祖暗殺ミステリー8日」全10話
●「漢城別曲」全8話
●「大王の道」全34話
●「洪國榮」全40話
●「牧民心書」全82話
●「トキメキ☆成均館スキャンダル」

タグ：牧民心書 洪國榮 大王の道 漢城別曲 正祖暗殺ミステリー8日 風の絵師 イ・サン ユチョン　ドラマ ソンギュンガン　スキャンダル ソンギュンガン チョン・ヤギョン 成均館スキャンダル mnet 成均館スキャンダル

青春時代劇「トキメキ☆成均館スキャンダル」はかなりおもしろい！（ネタバレあり）

あっという間に新年も10日を過ぎてしまいましたが、皆様如何お過ごしですか、ＧＲＡＣＥです。
既にＭｎｅｔで本放映が開始して、ＪＣさんからインタビューや物語の時代設定当時の国王のご紹介をＵＰして頂いてる「トキメキ☆成均館スキャンダル」の登場人物とストーリーのご紹介をさせて頂きます。



物語の時代設定は朝鮮の国王正祖（本名イ・サン）が統治した1776年～1800年で、ドラマに出てくる文字は全て漢字でまだハングル文字が開発されてない頃という設定のようです。当時の政府高官の養成期間であった成均館という実在した（現在も大学として存続して、ソン　ジュンギＳＳＩの母校）儒学を学ぶ学校が舞台になっていて、原作の小説「成均館の日々」はベストセラーだそうです。ドラマの随所に論語の教えが分り易く解説されていて漢字や儒教にあまり馴染みがない世代への教育的な要素も少し含まれた時代劇ドラマです。
成均館の教授であった父親が幼い時に亡くなって病弱の兄、そして母を養う為に当時女性が文字の読み書きをすることや学問をすることはご法度だったので、男装して兄の名前キム　ユンヒを借りて、本屋の書籍書き写しをして収入を得ていた頭脳明晰な女の子キム　ユニ（パク　ミニョン）は、本屋から成均館の入学試験の替え玉受験の仕事を持ちかけられ、危険を覚悟で受験したのですが、依頼人だと勘違いした右大臣の一人息子イ　ソンジュン（パク　ユチョン）に替え玉受験を告発されてしまいます。
替え玉受験は告発されたものの、ユンヒが女性であることは何故かバレず、ユンヒはその頭の良さから替え玉受験の罰として成均館に入学してしっかり勉強することを国王から命じられてしまい、女人禁制の成均館に女の子が男装して周囲を欺いて潜り込んでしまうという展開になります。
物語は女人禁制の儒教の学舎に女の子が潜り込んだらどうなるか、ということだけがスキャンダルではなく、国王正祖が実現しようとした民主化計画にまつわる政治抗争と何者かに殺されたユニの父親の残した遺書の謎解きと犯人探し、そして政府高官の予備軍とも言える成均館の儒学生の日々出来事の中で起きる事件の数々が幾重にも重なって大変興味深いストーリー展開になっています。いわゆる史実になぞらえた時代劇ではなく、時代設定を正祖時代の朝鮮に持っていった青春ドラマとして見て頂くとよいのではないかと。

それでは正祖朝鮮時代のＦ４ともいえる登場人物のご紹介です。



イ・ソンジュン　 (パク　ユチョン)
叩いたら音がしそうな堅物、原理至上主義者というか、いわゆる秀才を絵に描いたような右大臣の一人息子で当然のことながら、将来は政府高官になるエリートです。まじめで勤勉、試験ではいつも一番で撒け知らず、政府高官の家に生まれた純粋培養でいわゆる世間一般に起きていることはキム　ユンヒに出会うまでほとんど気付いていませんでした。そしてあまりにマジメで当然のことながら女性に関することには極めて疎いがゆえに、まさかキム　ユンヒが女性であることに全く気付かないまま、ユンヒの人間的な魅力にどんどん引き付けられていく自分がゲイでないかと真剣に悩んでしまいます。事の成り行きでユンヒを成均館に入学させてしまうきっかけを作ったことに責任を感じたのか、先輩のク　ヨンハとムン　ジェシンと共にユンヒを陰日なたになって守っていきます。
ユチョン殿の役者デビュー作になるのですが、収録開始前の3ヶ月間を共演する先輩俳優さんについてしっかり演技を学んだというだけのことがあって、とても自然な演技で恐らく本人のまじめな部分とソンジュンのキャラが会っているのではないかなと思うのですが、大変丁寧に演じていることが感じられます。撮影前の演技の勉強からクランクアップまで半年近くかかり、猛暑から晩秋の吐く息が白くなるロケ先の寒さまで長丁場だった上に途中ＪＹＪのショーケースで海外公演もあり、本当に大変なスケジュールで最後の方は大熱を出したままの撮影になったそうですが、ほんっとに初演でここまでできたのは素晴らしいことです。



キム　ユンヒ/キム　ユニ（パク　ミニョン）
幼い頃からその頭の良さで読み書きを学び、学者である父からの教えも受けましたが、父の死後は家計を助けるべく、男になりすまして本屋の書籍書き写しで収入を得る毎日だったキム　ユニは兄の名前であるキム　ユンヒを名乗って成均館に入学してしまいます。好奇心が旺盛で華奢な体と美しい容姿から想像もできないような果敢な行動もやってのけ、周囲から「ダエムル」（大物）というニックネームでかわいがられます。男装で男として成均館に入学したがゆえ、女性であることがバレないようにすることだけでも大変なのですが、次第に芽生えるイ　ソンジュンに対する恋心や、ユンヒを男性と疑わず思いを寄せてくる、成均館の儒者たちはもちろん、朝廷の大臣たちまで魅了する当代最高の妓女のチョセンの存在等、ユンヒの心の葛藤にはとても複雑なものがあります。
かわいい美人のミニョンちゃんの男装の麗人姿は大正解です。女性でありながら男として振舞うという複雑な配役設定をとても伸び伸びと演じていて、共演の男優さん達とのバランスも大変よく、ソンジュンへの想い、念願だった学問を好きなだけ学べること喜び、父親の殺人事件の謎解きにまつわる心の葛藤、そして自分の正体が暴露された時のショック等、複雑な感情の移り変わりを無理なく演じていて好感が持てます。



ク　ヨンハ（ソン　ジュンギ）
豪商で大地主の家に生まれたヨンハは本来ならば公家（両班＝貴族階級）の出身でなかれば入学できない成均館に、父親の賄賂によって買収されてヨンハを自分の甥っ子として戸籍に登録してしまった下級貴族のお陰で、本来の身分は誰にも知られないまま入学してしまいます。（ヨンハの戸籍の秘密も後にスキャンダルの一つとなります。）貴族支配階級の腐敗を身をもって知っているヨンハにとって家柄や政治というのはお金でどうにでもなるバカバカしいものにしか見えず、成均館入学後も名打てのプレイボーイとして料亭で妓女遊びを派手に繰り返しますが、後に国王から朝鮮の民主化にはなくてはならない人物と明言されます。
半端ないプレイボーイがゆえにユンヒの筆跡からユンヒが女ではないかと誰よりも先に気付いてしまいますが、次第に「そりゃ～、俺はク　ヨンハだからね」という名フレーズでユンヒのよき先輩としてとても現実的な価値あるアドバイスをソンジュン、ユンヒ、そして幼馴染で同級生のジェシンにしていきます。もっともヨンハの快楽至上主義、或いは粋な計らいのお陰でソンジュンとユンヒは二人きりで孤島や山荘で一夜を過ごすハメにはまってしまうのですが。
今まで弟キャラが多かったジュンギＳＳＩですが、この作品でも少し大人のむしろオッパーのキャラへの移行ができたというか。この作品で自然体の演技の中で新しい境地を開拓できたようです。年齢的にも成均館Ｆ４の最年長で全体のバランスを考えての演技、そしてドラマのまとめ役というかリーダーシップをとっていたようで、俳優としての成長が見られる作品です。
そしてまあ綺麗なこと。妓女役の女優さん達より鼻筋にいれたハイライトやこの時代にそして男性でありえないだろうっていうような派手なお衣装が実によく似合っていて、男性の韓服をこれだけカラフルにゴージャスに着こなせるのは恐らくジュンギＳＳＩ以外いないんじゃないかってほどでした。



ムン　ジェシン　（ユ　アイン）
成均館生徒会長であった兄がユンヒの父と一緒に何者かによって殺された法務大臣の次男で、兄の殺人事件の際に法務大臣であった父が何もしなかったことに失望し、正義の存在を疑いつつもいつか兄の仇討ちをしようと思っている成均館の暴れん坊です。授業には出ないは、お酒は飲むは、浪人のような格好で夜な夜な街にでて博打はするはで狂馬の異名がある反面、女性に極端に弱く、女性が側にくるだけでシャックリが止まらなくなってしまう純情な面もある、考えようによっては純情で不器用な男です。幼馴染のヨンハとは成均館でも同級生で、この両極端のコンビは絶妙なバランスで物語に深みを持たせています。
ユンヒがユニつまり女の子の格好で村の不良に襲われそうになったところを通りかって助け、後にユニがユンヒとなって成均館に入学後、ふとした事がきっかけでユンヒがユニであることに気付き、だんだんにユニへ想いを寄せていき、ヨンハと共に陰日向にユンヒを守っていくのですが、ユニのソンジュンへの想いに気付いて自分は身を引こうとするせつない系の存在です。
ユ　アインＳＳＩが過去の傷を負った陰のあるムン　ジェシンをカッコよくそしてせつなく演じておりまして、長い髪を無造作に靡かせて、浪人のような衣装で、ともかくとてもセクシー。夜な夜なジェシンはホン　ビョクソという世直し怪盗として出没するので、忍者のような格好でアクションもたくさんあり、せつない系の演技だけではなくアクションまでこなさなければならず大変だったろうと想うのですが、しっかり安定した演技で演じています。


そして韓ドラお約束の横恋慕さんと、悪役のご紹介



ハ・ヒョウン　（ソ・ヒョリム）
軍務長官を父に、成均館の生徒会長を兄にもつお転婆娘のお嬢さんなのですが、父の政治的野心から右大臣の息子イ　ソンジュンと政略結婚させられそうになります。もっともヒョウンはたまたま街で遭遇したソンジュンに一目惚れしてしまい、政略結婚にはまったく興味のないソンジュンの気をどうにか引こうといろいろ画策します。
世間知らずのお転婆我儘娘をヒョリムちゃんがとてもかわいく素直に演じています。残念だったのはこの方公称身長170センチ、実際にはそれ以上あるようで韓服のチョゴリの部分がビョ～ンと長くなってバランスが悪くなってしまい、和服もそうなのですが韓服も小柄な方が似合うかなと。更にこの方はソン　ジュンギＳＳＩと歌番組の「ミュージックバンク」のＭＣで共演してて、このドラマではあまり一緒になるシーンはなかったのですが、それでも同じシーンになると何かＫＢＳさん使い廻してますねえって感じがしてしまいました。



ハ　インス（チョン　テス）
成均館の生徒会長で権力が全てであることを信じて疑わず、自分の思い通りに事を運ぶ為には手段を選ばず、自分に服従しない者には非情な対応をすることに何の罪悪感も持たない悪役中の悪役です。父の軍務長官と共に政治への野望も半端なものではなく、父の陰謀に加担していきますが、そんなインスにも弱点はあり、想いを寄せる当代最高の妓女のチョセンが自分に一向になびかないないことに苛立っています。
罪悪感ゼロ、無表情に徹底した悪役をチョン　テスＳＳＩがしっかり演じております。同時に唯一自分の思い通りにならないチョセンへのインスの複雑な心情も哀愁ある目の演技で演じて、インスのキャラクターに深みを持たせています。



ＯＳＴはもちろんＪＹＪ。役者として出演したユチョン殿を他のメンバーがＯＳＴで支援したある意味ＪＹＪが全員参加した作品です。




青春ドラマにサスペンスの要素を加味して時代設定を朝鮮時代に持っていったことで新しいタイプの時代劇として秀作といえる作品です。原作がベストセラー小説ということもあり、ストーリーラインがしっかりしていて、ユンヒとソンジュンの恋の進行を軸に数々のスキャンダルを散りばめて物語に多面性を持たせて飽きさせない工夫がされています。物語の中に朝鮮時代のスポーツ（弓道、蹴鞠、ホッケーのような球技）や婚姻の風習そして儒教の教えも取り入れて歴史文化の紹介にもなっているとてもよくできた作品です。

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「トキメキ☆成均館スキャンダル」 第22代朝鮮王 正祖（チョンジョ）

韓国時代劇をあまり観たことのない方のために

簡単な説明を・・・

「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出てくる　第22代朝鮮王　正祖（チョンジョ）

この名前を聞いてピンとこない方も多いと思いますが

こっちだったら聞いたことあるかな？

本名は、李祘（イ・サン）。



正祖（本名イ・サン）は1776年～1800年の25年間　朝鮮を統治した王様で　

文化政治によって王権を確立したことで有名。

朝鮮王朝の間に27人の王様がいたらしいけど

最高の名君と言われているのはハングルを作った第4代の世宗（セジョン）

世宗（セジョン）の次に・・・と問われると誰もが名をあげるのが正祖（チョンジョ）で

真に能力のある者を身分を越えて優遇して数多くの優秀な学者を輩出したそうです。

今でも韓国の人たちに尊敬されている王様らしいですよ～

500年以上も続いた朝鮮王朝の中でも最も波乱万丈な人生を歩んだという正祖（チョンジョ）ですが、

そのせいか正祖関連のドラマって多いみたいです。

私が観た（観ている）ドラマは下記の4作品。

●「イ・サン」　（全77話）
●「風の絵師」　（全20話）
●「正祖暗殺ミステリー8日間」（全10話）
●「トキメキ☆成均館スキャンダル」（全20話）


この4作品、どれもとてもいいドラマでした。

お時間のある方はチェックしてみてくださいね～って　合計127話・・・無理かッ（爆）



by JC

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『トキメキ☆成均館スキャンダル』 Mnet独占インタビュー① ソン・ジュンギ編

2011年1月22日から『トキメキ☆成均館スキャンダル』の放送がスタートします。

一体、どんなドラマになるんでしょうね？

韓国時代劇ファンのJCとしましては、とても楽しみです！

今回は

2010年12月にMnetで放送された独占インタビューを紹介したいと思います。



トップバッターは

冷笑主義者　ク・ヨンハ役　ソ・ジュンギ






ク・ヨンハの役どころ

市場を支配する商人の息子で道楽者。政治の縮図とも言える成均館の争いごとに飽き飽きしている。
ジェシン（ユ・アイン）とは大親友




Q.ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のク・ヨンハ役は最初から気に入っていた？

あ・・・最初から・・・
ドラマが制作されるとは事前に知っていて色々な人、登場人物がいますが最初は他の役に興味がありました
ソンジュン（パク・ユチョン）とヨンハは魅力を感じました。でも小説を読んでドラマについて知るにつれてヨリムに関心が向き始めました。理由は・・・過去に演じたことのない役だし読めそうで読めないキャラクターというか奥深い魅力に惹かれました。そして強く演じたいと。出番の少ない役だと思ったので正直不安はありました。出番の少なさについての不安に反して彼を表現したいという思いが強まりました。

Q.中性的なキャラクターだから？

違います。そうではなくて何て言えばいいのか・・・曖昧な部分が多いキャラなんです。視聴者が見て「ヨリムは女？　男？」と惑わせたり女性的な性格に思えて実は男らしい一面があるのか、おどけているのか、おどけてるフリなのか、計り知れない魅力を表現したかった。

Q.好奇心？

その通りです。

Q.ドラマは終りましたがヨリムを演じながらも他に惹かれる役はあった？

ありました。ソンジュンですね。ユチョンさんの適役ですがコロは女性ファンに大人気のキャラクターでしたよね。ヨリム以外で選べと言われたらハ・インス（チョン・テス）の役ですね。理由は作品唯一の悪役でカリスマがあって成均館のトップにいながら彼は孤独なんです。そこを表現したかった。全てを手にしたように見えても孤独感が漂うハ・インスに惹かれました。

Q.実際の性格は？

僕ですか？実際の性格は・・・ヒョンジュンとヨリムを足して割った感じです。イタズラ好きだけどシックな一面もある。ソンジュンは厳しすぎるかな？両面を持っています。

Q.雰囲気で性格が変わる？

ええ。じっくり考えるとヨリムに近いかな？ヨリムは一見おどけたキャラクターですが真剣な面も内に秘めていて僕もそうですかね

Q.キャラクターが受け入れられましたが、見た目についてもファンの関心は高いです。芸能界一　ツヤのある髪の毛に選ばれました。髪の手入れはしていますか？

髪の毛？正直特別な手入れはしていません。肌の手入れも特別には何も・・・ビューティー本を出したり、肌がキレイだと褒められたり、肌の手入れを頑張っていると思われがちですが、違います。ただ生活習慣には気をつけています。例えばタバコを吸わないとか、洗顔の後は化粧水を使うとか、車ではエアコンを使わないとか、生活習慣に気をつけても特別な手入れはしていません。撮影が長引いて睡眠時間が短い時は肌が疲れて乾燥してしまうので家に帰ったらパックをしたり少し恥ずかしいのですが保湿が肝心ですよね。

Q.私も保湿クリームを・・・

笑～そうでしょ？

Q.おなじみの質問ですが日本のファンのために、心に残っているシーンを聞かせてください。

あ・・印象的なシーン？あ・・・どれにしよう・・・印象的なシーンはたくさんありますが、やはり4人が集まって撮ったシーンが印象に残っています。ユチョンさん、アインさん、ミニョンさん・・・お互いに協力して事件を解決したこと。一番印象に残っているのは事件を解決して通りをかっぽするシーンです。バックミュージックがかかってキレイに撮れたシーンだと思います。友情シーンというか・・・

Q.何話に出てきます？

あ・・・はっきり覚えていませんが

Q.折り返しあたりですよね？

ハイ、そうです。

Q.理想のタイプを教えてください。

僕の理想ですか？日本の女優さんから選びますね。日本のドラマが大好きなんです。映画もです。ちょって照れるな・・・実は、昨日好きな女優さんの写真集を買いました。蒼井優さんです。本当に魅力的な女優です。

Q.外面と内面の両方で？

ハイ、ステキな方です。


Q.個性的な方です。

彼女の演技も大好きで個人的に大ファンです。


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ソン・ジュンギがインタビューの中で　ヨリム　といっているのは　ク・ヨンハのことですかね？

呼び名でしょうか？

誰かぁぁぁ～


by JC

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