CNBLUE 2011年も快走しそうなアイドルバンドの営業戦略 [K-POP]

明けましておめでとうございます。GRACEです。

去年を振り返って、K-POPも韓ドラも新しいアーティストやヒットドラマが登場しましたが、今日はその中で営業戦略の上手さで大活躍したCNBLUEに営業目線(?)でフォーカスしてみます。(新年早々カタイ内容でスンマソン)

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まずはエンタメコリアさんの記事から。
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ロックバンドCNBLUE(シー・エヌ・ブルー)が新譜リリースを前にうれしい悲鳴を上げている。
 所属事務所FNCミュージックによると、当初CNBLUEは来年2月に新譜をリリースし、プロモーション活動に入る予定だったが、メンバーたちにドラマのオファーが相次ぎ、スケジュールの優先順位を調整しているという。
 事務所関係者は「ジョン・ヨンファだけでなく、カン・ミンヒョク、イ・ジョンシン、イ・ジョンヒョンの全メンバーそれぞれに、ドラマ出演のオファーが来ている。有名脚本家や演出家が内定している作品なので、バンド活動と演技活動のはざまで悩んでいる」と話す。
 ジョン・ヨンファはCNBLUEとしてデビューする前だった昨年秋、SBSドラマ『美男<イケメン>ですね』に出演、注目を浴びた。その後、CNBLUEとしてデビュー、韓国の音楽チャートはもちろん、日本のオリコン・ランキングでも善戦し、実力派の新人グループと認められている。
 現在、カン・ミンヒョクはSBSの月火ドラマ『パパの娘だから大丈夫』で熱演している。ジョン・ヨンファは来年上半期のドラマに出演する見通しだ。
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韓国ではダンスと歌のユニットはご存知のようにたくさん活躍してますが、楽器を演奏でいるロックバンドというのがなかなか定着しないそうで、FT-ISLANDの後続としてCNBLUEがアイドルロックバンドの仲間入りをしたのみです。

CNBLUEの所属事務所はそれほど大きな事務所でもないようなのですが、かなりクレバーな営業戦略でCNBLUEをトップスターにすることができました。まず、東方神起やSS501のように日本で武者修行させて、インディーズで2曲一応レリースし、路上パフォーマンスもやって、日本語も少し勉強して将来的に日本マーケットへの進出にそなえて、同時に韓国では日本でも活動できたユニットということをステータスシンボルとして活用しました。

 
デビュー曲はかなりインディーズの色が濃いですね。

次に韓国でのデビュー前にリーダーのヨンファ君を「イケメンですね」に出演させて、当時はどちらかとえばモサイ感じだったんですが、その素朴さがウケテ、「あのコは誰?」シンドロームを作り上げて、ドラマ終了後、満を期してタイミングよくCNBLUEとしてデビューしました。「イケメンですね」がアジア諸国、特に台湾で大ヒットして同時にヨンファ君への注目度も高まり、その流れでバンドとしても台湾、日本を始めアジア諸国で人気急上昇しました。デビュー7ヶ月でアジア6カ国ツアーを決行して各地で完売だったそうです。

スタートは「イケメンですねに出てたコのいるバンド」というイメージだったのですが、韓国でも地道な握手会やサイン会、コンサートで着実に名前を定着させていき、事務所もずいぶんがんばったと思うので.すが、デビュー曲がイマイチどうもインディー色が強かったのを2曲めの「LOVE」で少しトーンダウンというか一般向けに方向転換して、この一曲で半年近く毎週毎週歌番組に登場して、同時にヨンファ君を「私たち結婚しました」に出演させてお茶の間の常連にしてしまいました。最近では「ランニングマン」というかくれんぼ+宝探しのバラエティにも準レギュラーで時々登場して、どうやら頭の回転はかなり速いようで、他の出演者が解けない難題をクリアして一人でお宝を見つけちゃったりしてます。ほんっとヨンファ君のデビュー当時と今では別人かと思うほどで人気上昇と共にキラキラと輝きが増し、他のメンバーもファッションショーやバラエティに出演するたびにどんどん輝きを増してきました。

 
デビュー曲からかなりのイメチェン、それにしてもこの一曲を半年近く引っ張れたのは一重に事務所の力というか…

そして今年はメンバー全員がドラマやバラエティーに活躍しそうですが、個人活動にしても事務所の営業戦略の上手さが光っています。韓国のアイドルユニットの場合、少なくても5人、多いと10人以上とかなり大所帯なのですが、CNBLUEは4人。この少人数も人気を持続させるのにプラスになっていると思います。あまり人数が多いとそれこそ顔と名前を覚えてもらうだけで、大変なことになり、また各メンバーのマネージメントとにそれなりに経費もかかってしまい、バラ売りも全員バラ売りできない場合が殆どなのですが、CNBLUEの場合、人気上昇と共にメンバー全員のイケメン指数も上がってきて、ヨンファ君だけではなく他のメンバーもドラマやバラエティにお声がかかるようになりました。デビュー当時、メンバー全員が若干個性に欠けるような気もしなくはなかったのですが、とりあえず整った顔立ちで背も高く、デビュー当時に地味とも見えた印象は、際立って近寄りがたいイケメンではなく、むしろ親しみやすいどこにでもいそうなオッパー君達というプラスなイメージになりました。

率直に言って、彼らのロックバンドとしての音楽性というのは微妙なものがあり、無理にバンド活動に固執せず、むしろロックバンドとしてスタートしたアイドルユニットという位置づけで今後ドラマやバラエティの活動を増やして、バンド活動は年一回のミニCDレリースとアジア諸国でのホールツアーのレベルにとどめておいても充分人気は持続すると思います。彼らの所属事務所が今後のCNBLUEをどのように営業展開させていくかを注目してます。 BY GRACE



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コメント 2

JC

Graceさん
またまたありがとうございます!
「私たち~」出演のヨンファと一緒にCNBLUEのメンバーもよく登場しますよね~
みんな、かなりおっとりしていて観ていて面白いです(笑)
さいたまスーパーアリーナでのライブ(SBS主催のヤツ)も
よかったですよ~
by JC (2011-01-03 20:03) 

Grace

JCさん、そうですよねえ、言われてみればメンバー全員と~ってもおっとりしてて、皆育ちのよさそうな穏やかな感じですよね。

MBC歌謡祭をこちらでも放映してて、K-POPのユニット、アーティスト達はほとんど全員参加でした。それにしても数の多いこと。完全に飽和状態っていうか、過剰な状況ですから、海外も視野に入れた営業展開、そして国内でもよほどがんばらないと皆大変って感じです。
by Grace (2011-01-04 02:50) 

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