「メリーは外泊中」はロックなラブコメ！（ネタバレあり） [韓国ドラマ]
２月６日よりＤＡＴＶでの放映が決定した只今人気急上昇中のイケメン俳優の二人、チャン グンソクＳＳＩとキム ジェウクＳＳＩを投入したインターネットの人気漫画が原作のドラマ「メリーは外泊中」の登場人物とストーリーをご紹介させて頂きます。
小さい時に母親を病気で失い、それ以来父子家庭で育ったメリーは、父親が投資で失敗を繰り返し、借金取りに追われる日々で大学の授業料にも事欠き、とうとう大学を休学して押し寄せる借金取りから父親を守りつつバイト生活を余儀なくされる日々です。
ところがふとしたことから、父親が兄貴と慕う幼馴染みの闇金融業者と再会し、メリーは父親の謝金返済の為に自分が知らないうちに闇金融御者の一人息子で芸能制作会社代表のジョン インと入籍させられてしまいます。一面識もない愛してもいない男性との結婚からどうにか脱出しようとするメリーは車の接触事故がきっかけで偶然知り合ったインディーズバンドのピッピーロッカー、カン ムギョンに無理やり頼み込んで、自分とムギョンは結婚式も挙げた夫婦であると宣言してしまいます。
一応結婚式も挙げたっていう証拠写真？？？
メリーと結婚しなければ会社援助の資金を絶つと父親に言われてメリーと入籍させられた芸能制作会社代表のジョンインも会社の運営資金は必要なものの、どうにか父親を怒らせずにメリーとの婚姻関係を解消したく、メリーはメリーでムギョンとのウソの結婚がバレないうちにジョインとの法的婚姻関係を解消したいというそれぞれの事情から、それでは１００日間メリーがジョインとムギョンとの二重仮想結婚生活をしてみて１００日後にどちらがよいか決めるという方法で周囲の大人を説得しようとします。物語はほとんど綱渡り状態の１００日間の仮想重婚生活で起きるスッタモンタとそれぞれに芽生える恋心をロックに描いております。
まずはチャン グンソクＳＳＩが演じるボヘミアンロッカーのカン ムギョンのご紹介から。
母親が１７歳で生んだ子供であるムギョンは男遍歴を繰り返す母親のお陰で子供の頃から親戚の家を転々とするハメにはまり、このトラウマから女性を本気で愛することができず、１ヵ毎にデートの相手を変える自由奔放のロックミュージシャンです。ふとしたきっかけでメアリーと知り合い、彼女の暖かい人間性に自分の経験したことのない家族の温かみを感じて引かれていきます。
ライブハウスのインディーズのミュージシャンからジョン インの制作するドラマの音楽プロデュサーそしてＯＳＴのアーティストとして、メジャーへの道が開かれていきますが、本人まったく地位や名声に興味がなく、ジョン インのオファーを応じたのは母親の借金返済のためという極めて現実的な事情で、ジョン インとはメリーをめぐってライバルでもあるため事あるごとに対立を繰り返します。
グンソク君のミュージシャン役というのはこれが３作目で前回作の「イケメンですね」では作られたスーパーアイドルを演じてましたが、今回は自由奔放なヒッピーロッカーの役で伸び伸びと演じています。恐らく年齢的にも本人の素にかなり近いようで、ロン毛にゆる～いヒッピーファッションがよく似合って、ミュージシャンとしてもドラマの中でバリバリのロックでかなりイイ線いってます。音楽的にも大変丁寧につくられたドラマで、ロックミュージシャンとしてのグンソク君の持ち味がとてもよく生かされて、楽しめるドラマです。
このドラマの撮影中に日本でのファンミを決行して大変だったろうと思うのですが、ほんっとにアーティスト的にも充分通用する、俳優さんが片手間にミュージシャンやってるのではなく、りっぱなアーティストとしての位置づけがさらにこのドラマで明確になったと言える作品です。恐らくこれからは「俳優で歌手の」という肩書きになっていく、どちらも楽しめる多才なグンソク君です。
さてその次はムギョンの恋のライバルとなる芸能制作会社代表のジョン インを演じるキム ジェウクＳＳＩです。
「コーヒープリンス１号店」では時々日本語でブツクサ言う不思議せつない系、「西洋骨董洋菓子店」では魔性のゲイと呼ばれる超不思議系、そして「ピグマリオンの恋」と「悪い男」では、日本語も話すせつない系どっぷりっていう経緯で流れ的にはせつない系路線まっしぐらになってたんですが、「メリー」ではせつない系はせつない系なんですが、ラブコメなので大人の不思議さが入ってきてて、お金の為なら愛情のない結婚もいとわず、父親の命令には絶対服従というサイボーグのような冷たく機械的な芸能製作会社ので代表なのですが、心温かいメリーと自由奔放に生きるムギョルに出会って、少しずつ人間的は部分に目覚めていきます。とても心理的に複雑な役柄で冷たい性格は実は幼年期に体験したトラウマに対する自己防衛だったのですが、メリーとの係わり合いから次第に自分の子供の頃の記憶が戻ってきて、メリーへの愛情が芽生えると同時にメリーとの婚姻を続けることがメリーの亡くなった母に想いを寄せ続けた自分の父親のせいで苦しんだ母親に対する裏切りにもなり、父親からの自立の妨げるになることに気付く心の葛藤が細やかに演じられています。
チャン・グンソク君とムン・グニョンちゃんのカップルが２４歳と同い年の元気一杯のカップルなので、今年２８歳のジェウクＳＳＩのピシッとスーツでキメタ大人の演技がドラマ全体のバランスを取っています。どういうか大人不思議っていうか、段々メリーに心が傾いていくのですが、どうやら初めて人を好きになったという設定のようで、そのぎこちない気持ちの動きを不思議系全開で演じてます。で、物語の初めの方にグンソク君上半身裸でベッドの中、そしてその側にバスローブ姿で濡れ髪のジェウクＳＳＩが立ってるという、一瞬ジェウクＳＳＩの映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」を「ま、またかよ！？！」を連想させるシーンがあって（汗）、ジェウクＳＳＩって恐らく素もかなり不思議系なんじゃないかと。あえて言わせて頂ければ実はこの方インディーズロックバンドのウォーラスのギターとボーカルを担当してらっしゃるれっきとしたロッカー、アーティストですんで、ドラマの中ではほんとにちょこっとギターを弾くシーンがありましたが、もっとロックにガンガン演奏して頂いたらさらに不思議度が増しておもしろかったんではないかと。
二人の男性の間で揺れ動いちゃうメリーですが…
そして二人の男性との仮想重婚生活で外泊中を余儀なくされるメリーをムン・グニョンちゃんがかわいく演じてます。
父親の借金取りに追われる生活から自立を早くから学び、持ち前のやさしい生活でどちらも家族の温かみを知らないムギョンとジョンインはそれぞれ次第にメリーに引かれていきます。メリーはともかくジョン インとの入籍を解消することしか頭になく、恋愛感情もなにもなかった、それこそ通りすがりのムギョンを無理やり好きで一緒になった結婚相手にでっちあげたのですが、次第にムギョンへ気持ちが傾いていき、とうとう二人の気持ちが一つであることに気付く反面、幼年期のトラウマから心に傷を持つジョン インのことも無碍にできない心の葛藤をグニョンちゃんが細やかに演じています。
メリーというのは父親の借金、そして子供の頃に母親を病気で失うという大変な苦労をしているのですが、とてもピュアな心と価値観にブレがなく、何があってもまっすくな心で真しに対応する姿が彼女の周囲の多くの人の心を引きつけます。同い年のグンソク君とはほんっとにいいコンビで、ボヘミアンファッションの仲良くかわいい、見ていてとってもほほえましいカップルです。
原作は韓国のネット配信の漫画なんだそうですが、どうも仮想重婚というコンセプトが未だに不倫が法的に犯罪とみなされるコンサバな韓国では不評だったようで、視聴率は「イタキス」同様一桁代から脱出できず低迷したままだったそうです。私的には発想も脚本も実におもしろくてよく出来た作品で、音楽的にもかなりいいセンスで、グンソク君が人気絶大の台湾、香港そしてアジア諸国で大ヒット間違い無しの作品だと思います。ｂｙ ＧＲＡＣＥ
追記：
プレビュー撮影の時に現場で子役ちゃん達とすっかり話しこんでるジェウクSSIです。一旦自分のテイクをはさんで、すぐまた子供達のところに戻ってきて、最後は記念写真まで一緒に撮ってしまった、子供と同じ目線のピュアなジェウクSSIの一面を垣間見る動画です。
小さい時に母親を病気で失い、それ以来父子家庭で育ったメリーは、父親が投資で失敗を繰り返し、借金取りに追われる日々で大学の授業料にも事欠き、とうとう大学を休学して押し寄せる借金取りから父親を守りつつバイト生活を余儀なくされる日々です。
ところがふとしたことから、父親が兄貴と慕う幼馴染みの闇金融業者と再会し、メリーは父親の謝金返済の為に自分が知らないうちに闇金融御者の一人息子で芸能制作会社代表のジョン インと入籍させられてしまいます。一面識もない愛してもいない男性との結婚からどうにか脱出しようとするメリーは車の接触事故がきっかけで偶然知り合ったインディーズバンドのピッピーロッカー、カン ムギョンに無理やり頼み込んで、自分とムギョンは結婚式も挙げた夫婦であると宣言してしまいます。
一応結婚式も挙げたっていう証拠写真？？？
メリーと結婚しなければ会社援助の資金を絶つと父親に言われてメリーと入籍させられた芸能制作会社代表のジョンインも会社の運営資金は必要なものの、どうにか父親を怒らせずにメリーとの婚姻関係を解消したく、メリーはメリーでムギョンとのウソの結婚がバレないうちにジョインとの法的婚姻関係を解消したいというそれぞれの事情から、それでは１００日間メリーがジョインとムギョンとの二重仮想結婚生活をしてみて１００日後にどちらがよいか決めるという方法で周囲の大人を説得しようとします。物語はほとんど綱渡り状態の１００日間の仮想重婚生活で起きるスッタモンタとそれぞれに芽生える恋心をロックに描いております。
まずはチャン グンソクＳＳＩが演じるボヘミアンロッカーのカン ムギョンのご紹介から。
母親が１７歳で生んだ子供であるムギョンは男遍歴を繰り返す母親のお陰で子供の頃から親戚の家を転々とするハメにはまり、このトラウマから女性を本気で愛することができず、１ヵ毎にデートの相手を変える自由奔放のロックミュージシャンです。ふとしたきっかけでメアリーと知り合い、彼女の暖かい人間性に自分の経験したことのない家族の温かみを感じて引かれていきます。
ライブハウスのインディーズのミュージシャンからジョン インの制作するドラマの音楽プロデュサーそしてＯＳＴのアーティストとして、メジャーへの道が開かれていきますが、本人まったく地位や名声に興味がなく、ジョン インのオファーを応じたのは母親の借金返済のためという極めて現実的な事情で、ジョン インとはメリーをめぐってライバルでもあるため事あるごとに対立を繰り返します。
グンソク君のミュージシャン役というのはこれが３作目で前回作の「イケメンですね」では作られたスーパーアイドルを演じてましたが、今回は自由奔放なヒッピーロッカーの役で伸び伸びと演じています。恐らく年齢的にも本人の素にかなり近いようで、ロン毛にゆる～いヒッピーファッションがよく似合って、ミュージシャンとしてもドラマの中でバリバリのロックでかなりイイ線いってます。音楽的にも大変丁寧につくられたドラマで、ロックミュージシャンとしてのグンソク君の持ち味がとてもよく生かされて、楽しめるドラマです。
このドラマの撮影中に日本でのファンミを決行して大変だったろうと思うのですが、ほんっとにアーティスト的にも充分通用する、俳優さんが片手間にミュージシャンやってるのではなく、りっぱなアーティストとしての位置づけがさらにこのドラマで明確になったと言える作品です。恐らくこれからは「俳優で歌手の」という肩書きになっていく、どちらも楽しめる多才なグンソク君です。
さてその次はムギョンの恋のライバルとなる芸能制作会社代表のジョン インを演じるキム ジェウクＳＳＩです。
「コーヒープリンス１号店」では時々日本語でブツクサ言う不思議せつない系、「西洋骨董洋菓子店」では魔性のゲイと呼ばれる超不思議系、そして「ピグマリオンの恋」と「悪い男」では、日本語も話すせつない系どっぷりっていう経緯で流れ的にはせつない系路線まっしぐらになってたんですが、「メリー」ではせつない系はせつない系なんですが、ラブコメなので大人の不思議さが入ってきてて、お金の為なら愛情のない結婚もいとわず、父親の命令には絶対服従というサイボーグのような冷たく機械的な芸能製作会社ので代表なのですが、心温かいメリーと自由奔放に生きるムギョルに出会って、少しずつ人間的は部分に目覚めていきます。とても心理的に複雑な役柄で冷たい性格は実は幼年期に体験したトラウマに対する自己防衛だったのですが、メリーとの係わり合いから次第に自分の子供の頃の記憶が戻ってきて、メリーへの愛情が芽生えると同時にメリーとの婚姻を続けることがメリーの亡くなった母に想いを寄せ続けた自分の父親のせいで苦しんだ母親に対する裏切りにもなり、父親からの自立の妨げるになることに気付く心の葛藤が細やかに演じられています。
チャン・グンソク君とムン・グニョンちゃんのカップルが２４歳と同い年の元気一杯のカップルなので、今年２８歳のジェウクＳＳＩのピシッとスーツでキメタ大人の演技がドラマ全体のバランスを取っています。どういうか大人不思議っていうか、段々メリーに心が傾いていくのですが、どうやら初めて人を好きになったという設定のようで、そのぎこちない気持ちの動きを不思議系全開で演じてます。で、物語の初めの方にグンソク君上半身裸でベッドの中、そしてその側にバスローブ姿で濡れ髪のジェウクＳＳＩが立ってるという、一瞬ジェウクＳＳＩの映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」を「ま、またかよ！？！」を連想させるシーンがあって（汗）、ジェウクＳＳＩって恐らく素もかなり不思議系なんじゃないかと。あえて言わせて頂ければ実はこの方インディーズロックバンドのウォーラスのギターとボーカルを担当してらっしゃるれっきとしたロッカー、アーティストですんで、ドラマの中ではほんとにちょこっとギターを弾くシーンがありましたが、もっとロックにガンガン演奏して頂いたらさらに不思議度が増しておもしろかったんではないかと。
二人の男性の間で揺れ動いちゃうメリーですが…
そして二人の男性との仮想重婚生活で外泊中を余儀なくされるメリーをムン・グニョンちゃんがかわいく演じてます。
父親の借金取りに追われる生活から自立を早くから学び、持ち前のやさしい生活でどちらも家族の温かみを知らないムギョンとジョンインはそれぞれ次第にメリーに引かれていきます。メリーはともかくジョン インとの入籍を解消することしか頭になく、恋愛感情もなにもなかった、それこそ通りすがりのムギョンを無理やり好きで一緒になった結婚相手にでっちあげたのですが、次第にムギョンへ気持ちが傾いていき、とうとう二人の気持ちが一つであることに気付く反面、幼年期のトラウマから心に傷を持つジョン インのことも無碍にできない心の葛藤をグニョンちゃんが細やかに演じています。
メリーというのは父親の借金、そして子供の頃に母親を病気で失うという大変な苦労をしているのですが、とてもピュアな心と価値観にブレがなく、何があってもまっすくな心で真しに対応する姿が彼女の周囲の多くの人の心を引きつけます。同い年のグンソク君とはほんっとにいいコンビで、ボヘミアンファッションの仲良くかわいい、見ていてとってもほほえましいカップルです。
原作は韓国のネット配信の漫画なんだそうですが、どうも仮想重婚というコンセプトが未だに不倫が法的に犯罪とみなされるコンサバな韓国では不評だったようで、視聴率は「イタキス」同様一桁代から脱出できず低迷したままだったそうです。私的には発想も脚本も実におもしろくてよく出来た作品で、音楽的にもかなりいいセンスで、グンソク君が人気絶大の台湾、香港そしてアジア諸国で大ヒット間違い無しの作品だと思います。ｂｙ ＧＲＡＣＥ
追記：
プレビュー撮影の時に現場で子役ちゃん達とすっかり話しこんでるジェウクSSIです。一旦自分のテイクをはさんで、すぐまた子供達のところに戻ってきて、最後は記念写真まで一緒に撮ってしまった、子供と同じ目線のピュアなジェウクSSIの一面を垣間見る動画です。
第１話、観ました。ムン・グニョンちゃんがかわいい～
「シンデレラ～」より、こういう役の方が似合ってます！
ジェウク君以外の人も日本語のセリフがあるんですね～
ヤクザ役？の人の日本語が何言っているのか聞き取れませんでした（笑）
by JC (2011-02-06 22:03)
そうなんですよ、ジェウクSSI以外の、ヤクザの皆さまにもちょこっと日本語のセリフがあるんですが、さすがのジェウクSSIも（？）この方達の日本語の修正までできなかったようで、意味不明っていうか聞き取り不明になってしまいました。
グニョンちゃんもかなり素に近いっていう感じですよね。のびのび演じてますね。
by Grace (2011-02-07 23:00)