鉄の王「金首露(キム・スロ)」 18話~32話 [韓国ドラマ]

鉄の王 「金首露(キム・スロ)」 (全32話)


連合国家・伽耶(カヤ)となる前の小国 狗耶(クヤ)


この狗耶国という呼び方ですが、連合国家 伽耶になる前の名前らしく、他にも斯廬国又は辰韓は後の新羅。
馬韓は後の百済の呼び方らしいです。


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狗耶国は、我刀干、汝刀干、彼刀干、五刀干、留水干、留天干、神天干、五天干、神鬼干の9部族で治められていて、1部族1万戸程度の規模。 部族連合国家だったんですね。


韓国で最も多い姓って ”金” らしいんです。
やっぱり・・笑
ちなみに”金”という姓の先祖が暮らしていた代表的な郷は

●金海

●慶州


慶州”金氏”の始祖は 金閼智(キム・アルジ)

金海”金氏”の始祖は 金首露(キム・スロ)


現在でも 金海出身者の 金海”金氏" と 金海”許氏” は姓が違うのにもかかわらず
たがいに金首露とファンオクの子孫だとして婚姻関係を結ばないらしいです。
  
驚きですね。



by JC



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オンエア情報

BSフジ
毎週火曜 19:00~


KNTV
毎週水・木曜 22:05~




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18話~29話

*どんどん追記していきたいと思います。



ネタバレあり

18話:正見妃(天君夫人)は、神女(ナチャルリョ)の告白とファンオク(黄玉・インド・アユタ国の姫)の話しにより首露が実の子だと確信する。その頃、昔脱解(ソクタレ)は正見妃の指示により首露を殺そうとるすが、出生の秘密を知った正見妃が慌てて救出。首露暗殺に失敗した昔脱解は斯廬国へ逃亡する。伊珍阿鼓(イジナシ)は首露が実の兄だと知り混乱に陥る。
19話:「お前は祭天金人の王、キム・ユンの息子だ!」正見妃から出生の真実を聞く首露。正見妃の関心は完全に伊珍阿鼓から首露へ変わってしまう。「私を王にすると言ったのに、もう眼中にないのですか?」身の置き場がなくなってしまう伊珍阿鼓。チャンソゴク村の村長の娘ポドゥリと心通わせる。アヒョ(斯廬国の姫)の正体を知り衝撃を受けるもソンド大人の支援でヘバン川に製鉄所建設を決心する首露。
20話:狗耶国の神託を受けた首露と斯廬国の姫アヒョ。首露:「最後に聞く、一度でも俺を愛したことは?」 アヒョ:「なかったわ 二度と私を恋人と思わないで!」想いを隠したまま別れる首露とアヒョ。神鬼干は首露を始末する計画を企てるが、それを知ったチョバン鍛冶長の妻は最後まで抵抗。首露の足手まといにならないように自ら命を絶つ。無事に斯廬国へ逃げ帰ったアヒョとアロ(斯廬国王の妹)。そこには王に取り入ろうとする昔脱解(ソクタレ)が・・・。
21話:妻(首露の育ての親 チョバンの妻)の自殺に動揺する神鬼干。母を死なせてしまったと動揺する首露に「報復の剣はしばし置きなさい。神鬼干にではなく世の中に報復しろ!」と諭すソンド大人。母を失った悲しみ中で情熱を失うことなくヘバン川の民のために製鉄所建設のために汗を流す首露。首露を兄と認められない伊珍阿鼓(イジナシ)の動揺は一層ひどくなり、昔脱解の手助けで神鬼干と斯廬国と手を組もうとするが囚われてしまう。
22話:神鬼村で人質となった伊珍阿鼓を助けに向かう首露とトゥクソン。伊珍阿鼓を救出したがトゥクソンは大怪我を負う。怪我のせい?で眠っていた記憶が蘇り大混乱に陥るトゥクソン。首露のトゥクソンに対する想いに感動~「アボジ!! カジマラ~ サボ!!」 (親父!! 行くな~師匠!!) ヘバン川の製鉄所が軌道に乗り国邑の製鉄所との統合することになった。反発する伊珍阿鼓。そのことがきっかけで天君団を率いて狗耶国を離れることを決意する。以前世話になったポドゥリ(コクジュの娘)の実家チャンソゴク村へ。ポドゥリとの結婚はコレが目的だったのか?
23話:伊珍阿鼓はチャンソゴク村で独自の勢力を蓄える。動揺するチャンソゴク村の人々。神鬼干は昔脱解率いる斯廬国軍と連合を組みチャンソゴク村と戦争を引き起こす。防御に強い壷型の要塞チャンソゴク村だが、弱点は退路がないこと。チャンソゴク村への道が閉鎖されたと知った首露は伊珍阿鼓を助けに向かう。
24話:首露は敵陣の倉庫を襲撃、軍糧米を奪うとともに火を放つ。アヒョは戦勢を逆転させるため女軍を率いチャンソゴク村を襲撃。捕虜となってしまう。アヒョ姫の無謀な作戦に疑問を持つ神鬼干と昔脱解。首露に対する情のためにわざと捕虜となったのでは?
25話:アヒョ姫を人質として斯廬国と交渉することになった伊珍阿鼓と首露。黄玉が間に入り交渉役となる。アヒョ姫を斯廬国へ返すかわりに斯廬軍の撤収と問題の責任を神鬼干がとり神鬼村を明け渡すという条件。地盤を失うことを恐れた神鬼干はアヒョ姫を暗殺。全ての罪を首露へきせる。「愛してる」アヒョ姫と首露には最後の別れが待っていた。
26話:いつものことながら神鬼干の安易な行動。さすがの昔脱解も今回はキレた。昔脱解が次次雄(斯廬国王)に対し真実を打ち明ける。激怒した次次雄(斯廬国王)は神鬼干を監獄。アヒョ姫の死に全ての責任を感じる首露。その真摯な態度に感動する次次雄(斯廬国王)。アヒョ姫に瓜二つの姉、アン姫の婿に首露を迎えたいと思うようになる。アン姫の姿を見て動揺する首露。首露との縁談を諦めた次次雄(斯廬国王)は首露を解放するが狗耶国への帰り道、刺客が首露を襲う。なんとその刺客の中には伊珍阿鼓の右腕ヨンビが・・・。ショックを隠せない正見妃(天君夫人)。
27話:他国との交易に力を入れたい正見妃。狗耶国を訪れた楽浪太守の息子を接待する。そこで黄玉(ファンオク)に興味を示した楽浪太守の息子の振る舞いに怒る首露。伊珍阿鼓の元を離れたイルソ鍛冶長は昔脱解と共に斯廬国へ。昔脱解は斯廬国王や貴族の反対を受けながらもアン姫(斯廬国王長女)との愛を育み「大王の婿になりたい」と懇願する。力を失った神鬼干は怒りをぶつけに天命館に向かう。
28話:神鬼干は神物を破壊し正見妃と争いになる。正見姫は自分を助けに来た首露の代わりに熱く戦うが神鬼干の罠にはまる。激しく波乱万丈な人生だった正見妃。「狗耶国があなたを必要とするなら苦難の道であっても受け入れなさい」首露は母を亡くした悲しみに暮れる。右腕ヨンビの謀反失敗によりチャンソゴク村でポドゥリ(コクジュの娘)と共に農民として暮らしていた伊珍阿鼓は正見妃の死をきっかけに首露と和解、狗耶国へ戻ることに。
29話:首露は改革の手始めとして葬儀での狗耶国の風習”地上待従”(生前に仕えた者は生贄として主とともに死ぬ)をやめる。鉄生産の有利な土地を生かして海路を開拓して海洋貿易の礎を築きたい首露の夢に首長たちも同意。狗耶国を盟主国とし弁韓11ケ国を統合、王座を受け入れ伽耶(カヤ)建国を宣言する。神鬼干は首露と民の前で生を終える。一方ヨムサチは斯廬国でアロ姫に求婚。アロ姫の間者となり伽耶国の情勢を探る。
30話:スロは我刀干の娘を王妃に推す部族長らと真っ向から対立する。部族長たちを説得し黄玉(ファンオク)に求婚する。伽耶館を国内流通の中心地、金海館を海外流通の中心地として開くことを提案。略奪行為を繰り返していた倭や対立関係にあった楽浪の首長と和解し貿易同盟を成立、王座を目指す。斯廬国の姫アニとの結婚を認めてもらいたい昔脱解は二人で逃避行、既成事実を作る。それを知った次次雄(斯廬国王)は激怒、6部族からも結婚の反対を受ける。昔脱解は斯廬国で銅の剣と鎧の製造に成功。打倒スロをかかげ次次雄(斯廬国王)からの信頼を得ようと努力する。
31話:昔脱解は反発する斯廬国6部族長の一人高壚村部族長(蘇伐都利)を山賊の仕業に見せかけて暗殺。昇天する竜のような勢いのスロに対抗しようと挙兵を提案する。結婚が決まった黄玉(ファンオク)は準備のため天竺へ里帰りする。途中船は嵐に合い遭難。中継地点の流求(ユグ)から消息が途切れてしまう。諦めかけていた頃無事帰還。「彼女なしでは夢も叶えられず、叶える意味も何もない」と改めて実感する。
32話:伽耶の建国、スロ王は大軍を率いてきた昔脱解の攻撃を阻止し6つの伽耶を率いる金官伽耶の王として海上王国の夢を実現した。スロの宿命のライバル昔脱解も新羅第4代の王になり、伽耶で果せなかった彼の野望を叶えた。スロ王も王妃も最期を迎えた。王妃はA.D189年3月に157歳でこの世を去り、王はA.D199年3月158歳でこの世を去った。




おしまい


「鉄の王キム・スロ」 ★☆☆☆☆

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コメント 7

Grace

JCさん、ストーリーのアップありがとうございます。
かなり面白いですよねえ、韓国版国盗り物語って感じで。
それにしても鉄器文化が紀元元年位に既に存在してたことや、他国との交易があったってのもすごいですよねえ。

登場人物の紹介、番組が終わらないうちにアップしますね。(汗)
BS放映はやっぱり吹き替え放映のようですねえ、う~ん…
by Grace (2010-12-30 17:20) 

JC

きゃぁ~Graceさん あんにょん♪
ず~っとUPできなくて(汗)だってホラッちゃんとドラマ観ないと内容がわかんないからッそれなりに時間がかかってしまいましたよ(苦笑)

そうなんです!Graceさんがおっしゃる通り
紀元元年位にこんな鉄の文化や造船技術、他国との貿易があっただなんて・・
あまりに凄すぎて
ほんとかよ・・・などとイケナイことまで考えてしまいます(笑)

話の中に倭国とかもでてくるんですけど
もしかしてその頃の日本って縄文時代とか弥生時代で
ギャートルズの生活だったりして(爆)

by JC (2010-12-30 19:44) 

Grace

そうですよねえ、日本がギャートルズの時代にこれだけ進んだ文化があったってのがビックリですよねえ。釜山の郊外にはキムスロの墓稜もあるので、実在したことは事実で、一説に卑弥呼の子孫は伽耶から渡ってきて日本に鉄器文化を拡めたってことらしいんですよね。

このドラマ、イケメン君達のお陰で楽しく歴史のお勉強ができます。(笑)
by Grace (2010-12-31 16:57) 

横レスでスミマセン

キムスロで検索してきました。
韓国の歴史ドラマはとても面白いですよね。ただ、これが史実ではありません。一つの説、歴史ファンタジーとして楽しむのが正しい考え方ですよね。コメントされてる方の、「日本はギャートルズの…」に違和感をかんじてしまいコメントしてしまいました。同じ頃、日本にも古事記や日本書記、風土記がありますし、博物館に行くと楽しい発見がたくさんありますよ
by 横レスでスミマセン (2011-08-12 12:55) 

JC

横レスでスミマセンさん、コメントが気に障ったらごめんなさい。

そうですよね、

TVドラマの内容をうのみにしてはいけないのも、よくわかります。

だいたい 伽耶(カヤ)という国が本当にあったかどうかも怪しいみたいなんで

すからッ(笑)


by JC (2011-08-13 10:32) 

T@r

キムスロを全て観ました。何度も見返したくなる名作です!

ですが、いくつか疑問が残ってるんです。

①天君は結局死んでたのか生きていたのか…。
テチョンガンは天君の葬儀の時、空の棺を燃やしたはず…

②テチョンガンの最期(処刑)の直前、悪あがきをした際、
スロが言う、こいつにも何か守りたい物があったのでは…
と言っていたがその守りたかった物とは何だったのだろうか。

③結局、ヨムサチは婚姻できたのだろうか…。

気になります…


by T@r (2011-08-13 19:22) 

JC

T@rさん、書き込みありがとうございます。

私も「天君」があのままフェイドアウトなんて信じられませんでした(笑)

どこか、重要な場面で出てきて

スロを助けてくれるハズだ と期待してたのに

テチョンガンも、もっと、もっと悪人でよかったのに・・・。

ヨムサチ~ アロ姫命!! でしたね~


by JC (2011-08-14 12:15) 

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